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9.3 コロナがもっともっと流行ればいいのになあ [医療制度]

 蛇の生殺し状態をいつまで続けるんだッと叫びたくなった。
 2020年1月半ばに国内初感染者が出て、2月初めには日本に寄港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスで蔓延。以来、今日まで1年半以上も新型コロナをひたすら封じ込める施策を打ち続けている。日本では幾度かのピークを作りながら、くすぶり続け、ここにきて最大のピークを作ろうとしており、もはや封じ込めは不可能な状態に至った。感染者数(正しくは陽性者数)はだんだん増えていって153万人に、死者数は1万6千人となった。日本の人口1億2622万からすると、まだたったの1.2%の感染率だから、まだまだ封じ込められる、とでも考えているのだろうか。
 もし、日本で封じ込めに成功したとしても、既にグローバル社会になっており、日本は開発途上国からの出稼ぎ労働者なくして経済は成り立たないのであるから、絶対に封じ込めのできない開発途上国からウイルスは必ず侵入する。人流は空路を使ってのことであるが、物流は海路が主流であり、防疫が手薄な入港した船員からはいくらでもウイルスがばら撒かれる。つまり世界中からウイルスがいなくなるまで、1国での封じ込めは不可能なのだ。ここが、前2回の新型コロナであるサーズやマーズとの違いであり、いかに感染力が強いか、ということだ。

 欧米先進国ではどうなっているだろうか。アメリカは3952万人が感染し、64万人が死んだ。カリフォルニア州だけで見てみると、434万人が感染し、6万6千人が死んだ。感染率はアメリカ全体で12.0%、カリフォルニア州で11.0%と日本より1桁上だ。イギリスはというと、689万人が感染し、13万人が死んだ。 感染率は10.3%でアメリカとどっこいどっこい。
 で、そうした国々の人々はコロナに今どう対処しているかというと、日本ではほとんど報道されていないのだが、「既にわが国ではコロナが蔓延してしまい、ワクチンを打ちたい人は皆打ったのだから、もう個人個人の対策は終了した。これ以上のことは何もしなくていい。」と、平常活動に戻っており、コロナのことは話題にも上らないそうだ。「何を日本人は騒いでいるの?」と不思議がられるようである。これは、昨日お出でになったお客様が、妹さんがカリフォルニアに住んでおり、時々電話するなかで、そう言っていたとのことである。我が娘も、イギリスに住んでいる友達から同様なことを耳にしたと言っている。

 こうしてみると、日本はもう10倍の感染者が出ないことには平常活動に戻れないのか、と思わされる。たぶん、そうだろう。感染率が10%ともなると、「おまえもコロナに罹ったのか、あいつもか。おれもそうだ。」という人が周りにいっぱい出てくる。そうなりゃ、封じ込めなんて不可能なことを身をもって知ることができ、「個人個人が(これは欧米的で、日本では周りに流され、マスコミに踊らされて)どう対策を打つべきか。それはもうやった。もうこれ以上のことは何もできない。コロナに罹ったらそれはそのとき。」と開き直りができ、平常活動に戻れるであろう。
 しかし、欧米先進国では、流行初期は別だが、その後はコロナ患者の受け入れ態勢が日本の10倍以上整っており、コロナに罹っても手厚い看護が保証され、安心してコロナに罹れた。それがどうだ、日本は。いまだ開業医はコロナから逃げており、コロナは保健所へ行けと医療放棄し、保健所は手が足りなくて自宅待機で放置しているから、死ななくていい人まで死ぬし、家庭内感染も引き起こす始末だ。これじゃあ、安心してコロナに罹れない。

 今のペースでコロナが広がるとして、日本にコロナが欧米並みに蔓延するのに10年かかる。その間、あれこれ自粛をさせられ、コロナに罹った折には保健所へ追いやられ、自宅待機を命ぜられ、周りから煙たい目で見られ、毛嫌いされ、ということが延々と続く。
 10年後、晴れて欧米並みの感染率となったとき、「やっと日本もコロナ騒動が終わった。併せて日本もとうとう終わった。経済先進国から後進国に転落し、時代は変わって日本から東南アジア諸国へ出稼ぎに行くようになってしまった。」となりゃせんか。

 目に見えないコロナウイルスであり、どのような感染経路でコロナがうつるのか、これも感染学者はああでもない、こうでもない(つまり分からない)と言い、単に「三密はいかん、人流を阻止せよ」の素人判断一点張りで、国民を震え上がらせることしか言わない。政府も「医療ひっ迫、医療崩壊の危機」を叫び続けるだけで、後進国並みの医療態勢を一向に改善しようとはせず、「安心してコロナに罹れる」施策を何も打とうとしない。

 こんな日本に誰がした。それはやはり団塊世代だろうなあ。小生、その真っただ中の生まれである。ここは責任を取って早くコロナに罹り、周りの皆にうつしまくり、一日も早く感染率10%達成に協力しよう。幸い、まだワクチンは打ってない(この先も打つつもりはない)から、いいチャンスだ。だれか近くにコロナ患者はいねえかなあ。たったの1.2%の感染率では探しようがないが。

 ただいま当店セール中で、来る客来る客、皆が「コロナが…」と言うから、うんざりしてしまい、日頃のうっぷんをこうして晴らしたところです。いやぁ~スッキリした。

 読者の皆様、ごめんなさい。

<備考:この“腹たち日記”の目的>
 怒りにしろ何にしろ嫌なことは早く忘れるに限ります。その一番の方法は「紙に書く」ことだと教えられました。それを教えてくださったのが、「みやざき中央新聞」編集部の西畑良俊さん。(2013年9月16日号の「取材ノート」の記事)
 詳しくは、下記の記事をご覧ください。
    クリック ⇒ 怒りは「紙に書いて」しっかり解消しよう
 小生とて、腹が立つことは度々あります。そうしたときは、このブログに殴り書きして(キーボードが壊れるぐらいに強く叩いて)ストレスを発散することにします。
 
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