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健康診断で高血圧をクリアする技(追記しました) [医療制度]

 高血圧は健康で長生きできます。血圧の薬は飲んじゃダメ。中高年は180でも大丈夫。
 こう題して別立てブログで記事を書いているのですが、このことはけっこう多くの方がご存知でもあります。

 しかし、不条理のこの世の中ですから、メタボ健診で引っかかると何かと不利になり、早急に現行の基準値以下に抑え込まねはならない事情を抱えた方も多いかと存じます。
 何とも腹立たしい…メタボ健診なぞクソ食らえ、俺は受けん!
 そういう方もみえますが、これでは出世は望めませんから、何か手を打たねば、となります。

 当店では、そうした方にお勧めし、喜ばれているのが漢方新薬の丹参(たんじん)製剤です。
 これは、即効性があるようですし、毎日1か月飲むと数値が20前後低下することが臨床実験で明らかになっています。
 現在5メーカーから発売され、品名は皆違いますが、配合成分・処方量とも全く同じです。(当店の取り扱いはJPS製薬のものです。)
 イスクラ産業 冠元顆粒
 小太郎漢方 環元清血飲
 クラシエ薬品 冠心逐オ丹(オは“オ血”のオという漢字)
 八ッ目製薬  冠源活血丸
 JPS製薬   冠源活血丸(製造元は八ッ目製薬)

 健康診断の予定日は1か月前には分かるでしょうから、この漢方新薬を飲んで基準値をクリアなさってはいかがでしょうか。
 ただし、規定量どおり1か月飲むと、1万2千円(税別)程度かかりますし、思ったほど血圧が下がらない場合もありますから、ご承知置きください。
 逆に、1週間飲むだけで血圧が20前後下がることもあります。中には1日でそうなる方も。
 
 この漢方新薬は、これといった副作用がなく(あるとすれば、大腸の血流が良くなって下痢気味に)、血流をグーンと良くし、血管の大掃除もしてくれますから、血圧が高めの方にもってこいです。
 この先、健康診断でお悩みの方にはお勧めしたい1品です。
 これでもって、腹だたしいメタボ検診 粉砕!!

(2017.12.28追記)
 このページに案外アクセスが多いのを知り、他にも対処法がありますので、それを追記することにしました。
☆ 測定直前に行う、良い方法があります。
 血圧がいつも高めに出て、お医者さんに脅されることが多い方は、緊張感もあって定期健診などで測ってもらうと、より高い値が出がちです。
 そんなときは、“緊張しちゃって…。横になるとリラックスできますので、そこのベッドで横になってから測っていただけませんか。”と申し出られてはいかがでしょうか。お医者さんに嫌がられるかもしれませんが、これで20下がります。こうした申し出をしたときにクスリと微笑めば、緊張感も抜けて、それ以上に下がるでしょう。血圧低下の一番の薬は“クスリと笑う”ことなのですからね。

 これと関連して白衣性高血圧の方の対処法について。
 実は、小生も白衣性高血圧です。近年では、十数年前の薬屋の許可、数年前の資格の取得の2回しか血圧の検診を受けていないのですが、2回ともそうなりました。
 若い頃も同様でしたが、40代以降は、検診で緊張することもなく、一時的に治りました。それがまたぶり返したのです。この2回の検診は、「精神障害者でないとの証明」を医師から受けるもので、医者にかかったことのない小生ですから、果たしてすんなり証明してもらえるかと不安があり、医師が直接測定されたものですから、血圧がピーンと上がったのです。
 さて、この白衣性高血圧の対処法ですが、小生が40代になって血圧測定するとき、看護婦さんに「女性に手を取られると緊張しちゃって血圧がピーンと上がっちゃうんですよ」と冗談を言って精神を安定させました。これは効果がありました。
 でも、女性の場合は、これは参考にならないでしょう。方法としては、測定前に、恥をさらして「私は白衣性高血圧なの。いやになっちゃう。何かいい方法ありません?」と、測定される方に話しかけられ、「いつもはこうだし、前回の検診ではこうなっちゃたし…、もう嫌!」と、しゃべりまくって時間稼ぎすれば、少しは緊張感がほぐれ、また、測定者が何か良いアドバイスをしてくださるかもしれません。
 いずれにしても、測定される看護婦さんなりお医者さんがにっこり微笑んでくれれば、あなたの緊張感がどれだけかほぐれるのではないでしょうか。
 たいして参考になりませんが、何か開き直りの方法を自分で見つけるしかないと思います。
 成功を祈ります。

<備考:この“腹たち日記”の目的>
 怒りにしろ何にしろ嫌なことは早く忘れるに限ります。その一番の方法は「紙に書く」ことだと教えられました。それを教えてくださったのが、「みやざき中央新聞」編集部の西畑良俊さん。(2013年9月16日号の「取材ノート」の記事)
 詳しくは、下記の記事をご覧ください。
    クリック ⇒ 怒りは「紙に書いて」しっかり解消しよう
 小生とて、腹が立つことは度々あります。そうしたときは、このブログに殴り書きして(キーボードが壊れるぐらいに強く叩いて)ストレスを発散することにします。
 

メタボに引っ掛かると就労できないとは! [医療制度]

 2、3日前に、50代の女性からメールで相談を受けました。
 パート先の健康診断で昨年に続き脂質異常症と診断され、その会社の就労規則では、1項目でも引っ掛かると、医師から就労可能という書類にサインをいただかないことには再契約してもらえないとのこと。
 こんなむごいことをする会社があるとは。
 相談内容は次のとおり。

 昨年は、ある病院でサインをもらったものの、後日、血液検査を受けることを約束すれど、これをすっぽかしたがため、今年は他へ行くしかなく、別の開業医に行ったら、大変なことになった。
 ①医師から、ものすごい剣幕で「コレステロールを高くする卵は食べちゃいかん」と叱られた。
 ②コレステロール降下剤を処方され、ひどい副作用が出た。
 ③1か月後に血液検査を受けろと言われ、それに従ったところやはり、結果はアウト。
 ④やっと就労可能という書類にサインをいただけたが、副作用を告げると、別の薬を処方され、これもかなり副作用が出る。

 来年の会社の健康診断が今から気になり、どうしたらよいか、という相談です。
 先ずは、この医師、高コレステロールと卵に因果関係が全くないことをご存じない、やぶ医者。
 この方のコレステロール降下剤を1か月飲んだ後の値は、HDLコレステロールが適正値(119)より3割強高めで、境界域を突破しています。薬を飲む前の値は聞いていませんが、もう少し高かったことでしょう。
 でも、本来の基準値(東海大学医学部名誉教授、大櫛陽一氏作成)は186ですし、日本人間ドック学会が2年前に出した数値も183で、これよりは1割低く、何ら問題はないのです。
 女性は更年期を過ぎればコレステロール値が急激に上がることは医者なら知っているはずで、現行の基準値が間違っているのも分かるはずです。
 しかし、やたらと薬(毒)を盛る日本の医者。コレステロール降下剤にあっては、世界生産量の6、7割を日本人が消費させられ、それも更年期過ぎの女性に集中しています。
 厚労省、医師会、製薬会社がグルになって毒を盛り続けるという、世界に例のない日本です。
 こんなことが許されていいのか!!
 加えて、一般の企業までもが、毒を飲まなきゃ雇用しないと言うのですから、たまったものではありません。

 さて、相談を受けたものの、なんとアドバイスしていいやら。
 ご本人もおっしゃっておられましたが、理解あるお医者さんを探すしかありません。
 はたして、そのような良きお医者さんが見つかるかどうか、小生も祈るしかありません。

 悪がはびこり、善がひっこむ現世。
 特に医療の世界は目を覆いたくなります。
 寝たきり老人がいるなんて日本だけです。これ、本当ですよ。西欧先進国も、米国も、日本のように病院が寝たきり老人でいっぱいなんて全くないのです。自宅での寝たきりもなし、です。
 日本が寝たきり老人でいっぱいになる大きな一因が、コレステロール降下剤という毒と高血圧のレッテルを貼られて飲まされる降圧剤(これも毒:世界生産量の5割を日本人が消費)です。
 健康人を毒で病気にさせ、膨大な医療・介護需要を生み出し、医療・介護業界が潤うという、何でもいいから需要を生み出せばよいという資本主義経済の魔物に皆が操られ、分かっていても悪事を働くしかないという悲しい現実。
 医療制度を抜本的に正すとなると、病院は倒産、開業医は夜逃げ、製薬会社も倒産しますし、要介護者も減りますから介護業界も同様な運命になります。これにとどまらず、医療・介護需要の激減は全産業に波及し、あらゆる需要の減少を招き、日本経済全体が大幅に萎縮し、失業者があふれ、やがて取り付け騒ぎが起きて金融機関も倒産し、日本沈没。これは世界経済にも波及します。
 これが資本主義経済の怖いところでして、魔物たる所以です。
 善をひっこめさせ、悪を生かし続け、より悪をはびこらせないことには魔物は生きていけない。
 ここまで資本主義経済が発展した今日、ひたすらこの道を突っ走るしかないのでしょうが、どこかの時点で方向転換しないことには、いずれ社会そのものが大破綻するのは必至です。
 そのためには、日本人一人ひとりの価値観の変更が待たれるのですが、これは人生の大転換になりますから、家族を巻き込むことになり、自分一人で決められるものではなく、容易なことではないです。
 八方ふさがり。もんもんとするしかない。
 あらためて相談者のお気の毒なこと、憤懣やるかたない。
 
<備考:この“腹たち日記”の目的>
 怒りにしろ何にしろ嫌なことは早く忘れるに限ります。その一番の方法は「紙に書く」ことだと教えられました。それを教えてくださったのが、「みやざき中央新聞」編集部の西畑良俊さん。(2013年9月16日号の「取材ノート」の記事)
 詳しくは、下記の記事をご覧ください。
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9.3 コロナがもっともっと流行ればいいのになあ [医療制度]

 蛇の生殺し状態をいつまで続けるんだッと叫びたくなった。
 2020年1月半ばに国内初感染者が出て、2月初めには日本に寄港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスで蔓延。以来、今日まで1年半以上も新型コロナをひたすら封じ込める施策を打ち続けている。日本では幾度かのピークを作りながら、くすぶり続け、ここにきて最大のピークを作ろうとしており、もはや封じ込めは不可能な状態に至った。感染者数(正しくは陽性者数)はだんだん増えていって153万人に、死者数は1万6千人となった。日本の人口1億2622万からすると、まだたったの1.2%の感染率だから、まだまだ封じ込められる、とでも考えているのだろうか。
 もし、日本で封じ込めに成功したとしても、既にグローバル社会になっており、日本は開発途上国からの出稼ぎ労働者なくして経済は成り立たないのであるから、絶対に封じ込めのできない開発途上国からウイルスは必ず侵入する。人流は空路を使ってのことであるが、物流は海路が主流であり、防疫が手薄な入港した船員からはいくらでもウイルスがばら撒かれる。つまり世界中からウイルスがいなくなるまで、1国での封じ込めは不可能なのだ。ここが、前2回の新型コロナであるサーズやマーズとの違いであり、いかに感染力が強いか、ということだ。

 欧米先進国ではどうなっているだろうか。アメリカは3952万人が感染し、64万人が死んだ。カリフォルニア州だけで見てみると、434万人が感染し、6万6千人が死んだ。感染率はアメリカ全体で12.0%、カリフォルニア州で11.0%と日本より1桁上だ。イギリスはというと、689万人が感染し、13万人が死んだ。 感染率は10.3%でアメリカとどっこいどっこい。
 で、そうした国々の人々はコロナに今どう対処しているかというと、日本ではほとんど報道されていないのだが、「既にわが国ではコロナが蔓延してしまい、ワクチンを打ちたい人は皆打ったのだから、もう個人個人の対策は終了した。これ以上のことは何もしなくていい。」と、平常活動に戻っており、コロナのことは話題にも上らないそうだ。「何を日本人は騒いでいるの?」と不思議がられるようである。これは、昨日お出でになったお客様が、妹さんがカリフォルニアに住んでおり、時々電話するなかで、そう言っていたとのことである。我が娘も、イギリスに住んでいる友達から同様なことを耳にしたと言っている。

 こうしてみると、日本はもう10倍の感染者が出ないことには平常活動に戻れないのか、と思わされる。たぶん、そうだろう。感染率が10%ともなると、「おまえもコロナに罹ったのか、あいつもか。おれもそうだ。」という人が周りにいっぱい出てくる。そうなりゃ、封じ込めなんて不可能なことを身をもって知ることができ、「個人個人が(これは欧米的で、日本では周りに流され、マスコミに踊らされて)どう対策を打つべきか。それはもうやった。もうこれ以上のことは何もできない。コロナに罹ったらそれはそのとき。」と開き直りができ、平常活動に戻れるであろう。
 しかし、欧米先進国では、流行初期は別だが、その後はコロナ患者の受け入れ態勢が日本の10倍以上整っており、コロナに罹っても手厚い看護が保証され、安心してコロナに罹れた。それがどうだ、日本は。いまだ開業医はコロナから逃げており、コロナは保健所へ行けと医療放棄し、保健所は手が足りなくて自宅待機で放置しているから、死ななくていい人まで死ぬし、家庭内感染も引き起こす始末だ。これじゃあ、安心してコロナに罹れない。

 今のペースでコロナが広がるとして、日本にコロナが欧米並みに蔓延するのに10年かかる。その間、あれこれ自粛をさせられ、コロナに罹った折には保健所へ追いやられ、自宅待機を命ぜられ、周りから煙たい目で見られ、毛嫌いされ、ということが延々と続く。
 10年後、晴れて欧米並みの感染率となったとき、「やっと日本もコロナ騒動が終わった。併せて日本もとうとう終わった。経済先進国から後進国に転落し、時代は変わって日本から東南アジア諸国へ出稼ぎに行くようになってしまった。」となりゃせんか。

 目に見えないコロナウイルスであり、どのような感染経路でコロナがうつるのか、これも感染学者はああでもない、こうでもない(つまり分からない)と言い、単に「三密はいかん、人流を阻止せよ」の素人判断一点張りで、国民を震え上がらせることしか言わない。政府も「医療ひっ迫、医療崩壊の危機」を叫び続けるだけで、後進国並みの医療態勢を一向に改善しようとはせず、「安心してコロナに罹れる」施策を何も打とうとしない。

 こんな日本に誰がした。それはやはり団塊世代だろうなあ。小生、その真っただ中の生まれである。ここは責任を取って早くコロナに罹り、周りの皆にうつしまくり、一日も早く感染率10%達成に協力しよう。幸い、まだワクチンは打ってない(この先も打つつもりはない)から、いいチャンスだ。だれか近くにコロナ患者はいねえかなあ。たったの1.2%の感染率では探しようがないが。

 ただいま当店セール中で、来る客来る客、皆が「コロナが…」と言うから、うんざりしてしまい、日頃のうっぷんをこうして晴らしたところです。いやぁ~スッキリした。

 読者の皆様、ごめんなさい。

<備考:この“腹たち日記”の目的>
 怒りにしろ何にしろ嫌なことは早く忘れるに限ります。その一番の方法は「紙に書く」ことだと教えられました。それを教えてくださったのが、「みやざき中央新聞」編集部の西畑良俊さん。(2013年9月16日号の「取材ノート」の記事)
 詳しくは、下記の記事をご覧ください。
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これから際限なく膨れ上がるであろう新型コロナ死亡者数 [医療制度]

 今日、ネットニュースを見たら、<重症ゼロなのに、なぜか「死者6人」の県…原因は「厚労省ルール」か>と題して、その原因を解説したものがあった。これは2月1日配信の読売新聞オンラインだ。その一部を抜粋して紹介しよう。

 山梨県内では1月に新型コロナウイルス感染症の「死者」が30日時点で6人確認された一方、重症者はゼロが続いている。重症者がいないのに、死者が出る現象はなぜ起こるのか。厚生労働省が定める死者の集計方法のルールに、その原因があるとみられる。

 「現在の死者数の増加は、コロナが原因で亡くなった人が増えていることを必ずしも意味しない」。厚労省の担当者は、現在の死者数の集計について、こう見解を述べた。

 現在、コロナの死者数の数え方は「感染者が療養中・入院中に亡くなった場合」が基準だ。かつては「死者」の定義があいまいで、「明らかに死因がコロナでない人」を死者として計上するかどうか自治体ごとに対応が異なっていた。

 対策として厚労省は2020年6月18日付で現在の集計方法に統一した。仮に死因が老衰や他の病気だったとしても、事前の検査で感染が明らかになっていた場合は「コロナの死者」として数えることになった。

 死者数の統計の意味合いをさらに分かりにくくしているのが、厚労省が「亡くなった後の検査で陽性が判明した人」も死者に数えるよう推奨している点だ。「全国的な感染状況を把握するため」というのが理由だが、医療機関では全ての死者を検査することは人員的にも難しい。

 県立中央病院では基本的に、〈1〉発熱や呼吸困難などコロナに起因する可能性がある症状を持つ人〈2〉同居の家族らに陽性者がいる人――のいずれかに該当する人について、亡くなった後に検査を行っている。

 感染力が強い変異株「オミクロン株」が流行している現状では、検査するほど陽性者が出る確率は高くなり、「コロナの死者」も増えることになる。
(引用ここまで)

 この厚生労働省が定める死者の集計方法のルールは、WHO(世界保健機構)が定めたもので、「世界的な感染状況を把握するためのもの」とされているが、実情としては、パンデミック宣言を出し、それを長引かせんとする魂胆が丸見えである。
 実際のところ、2009/10年の新型インフルエンザのとき、弱毒化していたのが判明していながらWHOはパンデミック宣言を出して世界の世論を煽り、結果として大手製薬会社が作った必要もないワクチンを世界中に供給したのである。これに対して、欧州議会は、後日、パンデミック宣言に至った経緯の調査に踏み出し、WHOの宣言は製薬会社の意向が大きく影響した可能性が高い、偽のパンデミックであったとして問題提起をしている。
 このように、WHOの意思決定には製薬会社の意向が大きく働いているようなのである。
 そもそもWHOは、ここで作られる基準の公平性や組織運営の中立性が失われてはいけないという立場から、製薬会社などをはじめ民間企業から寄付を受けることを禁じられていた。しかし、2006年には、WHOへの寄付に製薬会社が患者団体を中継点に利用しているという重大な疑惑が持ち上がった。どうやら、これは2006年の事件に限ったことではなさそうだ。加えて、今般の新型コロナに至っては、2020年3月に欧州と米国の民間財団が「WHOのための新型コロナウイルス感染症連帯対応基金」を立ち上げ、この基金からWHOへ寄付するという道筋を作り、同年10月には世界中の個人や企業から寄せられた寄付金は246億円に上る。この寄付には直接的なものはなかろうが製薬会社が関与しているものもあるのだはなかろうか、そう疑いたくなる。
 こうしたWHOの悪しき体質からして、死亡原因の「国際疾病分類(ICD)」をWHOが作成していることもあって、今般の新型コロナによる死亡者数を多めに算定するという世界統一ルールを定めることは、いとも簡単にできるのである。
 実際のところ、日本における新型コロナによる死亡者数の実数は、厚労省発表の10分の1ではないかという確かな根拠があるほどだ。(これはYouTubeで詳しく紹介されていたのだが、残念ながら言論統制で直ぐにアクセスできなくなってしまった。2021年5月)
 
 こうしたこと(死因が新型コロナとの因果関係が全くなくても、単にPCR検査で陽性とでていたら、その全てを新型コロナ死亡とする)から、今後、恐ろしいことが起きそうなのである。
 というのは、オミクロン株は感染力が強くて今後蔓延していくであろうから、PCR検査すれば陽性と出るケースが頻発する。そもそもPCR検査でもって感染の有無を判定してはいけない(医師が診察して判定することに重きを置き、PCR検査は念のために行うもの)、とPCR検査開発者は語っており、PCR検査の信頼性は不完全なものなのだ。つまり、無感染者を陽性としたり、感染者を陰性としてしまう錯誤が一定割合で起きてしまうのである。
 そして、実際にオミクロン株に感染していたとしても、オミクロン株は弱毒性であるがゆえに、それが元で既往症が悪化して死に至るというケースは従前株に比べてうんと少なくなるに決まっているのである。
 今までが実際の10倍にカウントされていたようであるのが、今後は実際の20倍、30倍の新型コロナ死者数が発表されることになろう。
 こうして、新型コロナ感染の危機感を煽り続け、いつまでもパンデミック宣言を長引かせようという魂胆がWHOにある、そう考えるしかないのだ。
 そこで得をするのはだれか。いうまでもないがワクチンを製造している大手製薬会社である。加えて、日本政府もそれを後押しする。大手製薬会社と結んだワクチン供給契約を日本政府は守らねばならず、契約供給量の全部を日本国民に消費させなばならないのであり、アベノマスクの二の舞になっては厚労省の面目丸つぶれになる。2009/10年の新型インフルエンザのときも、厚労省は輸入した不用なワクチンを打ちましょう、打ちましょうと盛んに広報宣伝していた、その繰り返しを今回もやろうとしている。
 いいかげんにせえ!

<備考:この“腹たち日記”の目的>
 怒りにしろ何にしろ嫌なことは早く忘れるに限ります。その一番の方法は「紙に書く」ことだと教えられました。それを教えてくださったのが、「みやざき中央新聞」編集部の西畑良俊さん。(2013年9月16日号の「取材ノート」の記事)
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保育園児にマスクを着用させるなんて、知事も知事なら大臣も大臣だ [医療制度]

 新型コロナに関して一昨日に続いて、またまた頭にくるニュースが飛び込んできたから、このブログで、うっぷんを晴らすこととした。他人の“腹たち”に少しばかりお付き合いいただけると幸いです。
 そのニュースとは次のもの。

 【速報】保育園児のマスク着用促進 後藤厚労大臣「前向きに進めていく」
 …3日、全国知事会との意見交換で、保育園児のマスク着用を促すよう要請されたことについて、後藤大臣は「感染の主流は高齢者と子どもに移ってきていて、次の感染が広がる起点になりかねない」と指摘し「前向きに進めていく」と述べた。
 厚生労働省は現在、窒息のリスクがあるとして、2歳未満の子どもにマスク着用を推奨しておらず、2歳以上にも一律の着用は求めていない。
(引用ここまで)
 
 保育園児にマスクを着用させるなんて、知事も知事なら大臣も大臣だ。
 いいかい、2019年のインフルエンザで10歳未満の死者数は49人であったのを、知事さんも厚労大臣さんも失念していやしないかい。2年も前のことはもう忘れた、と言いたいだろうが、私人なら許せるが、公人には絶対に許されないんじゃ。配下の官僚から要点をまとめた資料をもらい、それを踏まえて物申さなあかん立場にいるんだぞ、お前たちは。
 まあ、配下の官僚に間に合わん奴らがいるかもしれんから、ほんとに知らんかもわからんが、すっとぼけんでくれよ。
 そして、ここ2年間の新型コロナで10歳未満の死者数はいまだゼロ、これくらいのことは知事さんも厚労大臣さんも頭に入っていよう。
 だったら、どうして「保育園児のマスク着用を促す」なんて提案ができ、「前向きに進めていく」と返答できるのか。
 毎年のインフルエンザ流行期に、今まで保育園児にマスクを着用させたことなんてあったかい。なかったろう。なんで今回はマスクさせるの?
 1日10万人ものPCR感染者が出ているから特別だ、なんて言わせんぞ。
 毎年のインフルエンザ流行期には1週間に100万人が医者の治療を受けることになったんだから。そして、医者に行かずに薬を買って自分で治した者も同数ぐらいあると見込まれるし。これだけで1週間に200万人だ。さらに、ごく軽症や無症状で終った者、これはインフルのPCR検査をしたら陽性と出たであろう、そうした人は少なくともその倍はいたに違いない。これで1週間に600万人だ。1日にすれば100万人となる。
 これだけの感染者を出しながら、知事さんも大臣さんも、過去、インフルエンザ対策で何か “らしい対策” をとったのかい、と言いたい。10歳未満の死者数を49人も出しながら。
 そういう知事さんよ、大臣さんよ、いまだ死者ゼロでありながら、今年だけ “どえれぇ積極的な対策” を取ろうとなさる、そのわけは? 
 平民にはさっぱりわからん! 分かりやすく教えてちょ。
 もう一つ言っておこう。毎年のインフルエンザ流行期、今頃は、もうボツボツ終盤になっているが、1日当たり100人ぐらいのお年寄りがインフルエンザで直接なり間接的に命を落としておられた。今年は新型コロナさまさま、これはウイルス干渉によるものだが、インフルエンザウイルスはすっかり影を潜め、インフルエンザでの死者はゼロだ。
 で、ここのところの新型コロナ陽性者で、死んだ年寄りは何人いる? 知事さんも大臣さんも、これくらいは知っておられようから、あえて言わないが。
 ええかげんにせえ!だ。

<備考:この“腹たち日記”の目的>
 怒りにしろ何にしろ嫌なことは早く忘れるに限ります。その一番の方法は「紙に書く」ことだと教えられました。それを教えてくださったのが、「みやざき中央新聞」編集部の西畑良俊さん。(2013年9月16日号の「取材ノート」の記事)
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