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プロ野球 借金のあるチームが日本シリーズへ出場する資格があるのか [事件]

 今年のプロ野球、セリーグはずっと借金があるチームが3位争いを展開してきた。今日明日には、その決着がつくが、どのチームであってもシーズン成績は勝率は5割を切る。よくよく考えてみるに、借金を持ったチームがクライマックスシリーズへ進出し、日本シリーズを争うなんて資格がはたしてあるのだろうか。もし、そんなチームが日本シリーズを制したら、どういうことになるんだろう。こんなバカな話があるか!となりはせんか。
 クライマックスシリーズ制度というエンターテインメントは、米国の野球やアメフトのワイルドカードを真似たものであるが、過去に米国アメフトで借金を持ったチームがワイルドカードの切符を持つ資格はあるのかと、物議をかもしたことがあった。
 やはり借金チームは次へ進む資格なし、としたほうがいいのではなかろうか。そんなことが認められるのなら、クライマックスシリーズを大拡張して、大きなハンデを付けてもらってけっこうだから、我がドべゴンズもブービー賞チームとファーストステージ争いをさせてもらえる、ということにしていただきたいものである。

 という内容で、別立てブログで3日ほど前に記事にしたのだが、権藤博/野球評論家も次のように言っておられるのがネットニュースに出た。参考までに転載しておこう。

 借金球団のCS進出に物申す! フルマラソンの後の短距離走に意義はあるのか
 【権藤博の「奔放主義」】#153(日刊ゲンダイDIGITAL 2022/10/01 )
 物議を醸すのが普通ではないか。
 ヤクルトが連覇を果たしたセ・リーグのペナントレース。注目の移ったCS争いがヒドイ展開になっているのだ。
 3位の阪神から4位の巨人、5位の広島が1.5ゲーム差内。熾烈と言えば聞こえはいいが、この3球団はすでに今季の負け越しが決まっている。つまり、勝率5割未満のチームがCSのファーストステージに進出することになるわけだ。
 負け越しチームのCS出場はこれで7度目。昨年の巨人もそうだった。幸いというか、日本シリーズまで駒を進めたチームはまだないが、だからといって、今年もそうなる保証はない。143試合の長丁場を見事な戦いで制したヤクルトが、短期決戦のCSで足をすくわれることはあるし、シーズンで20近い貯金をつくったそのヤクルトの代わりに、借金チームが日本シリーズに進み、日本一になる可能性だってゼロではない。
 これで、ペナントレースの価値が担保されるのか。そういう声が出てきてしかるべきだと思うのだが、12球団では議論すらされない。
 球団にとって、CSはおいしい。本来、優勝以外は2位も6位も一緒、敗れたチームは敗因を分析、反省し、対策を練って捲土重来を期す、というのが勝負事の基本だ。だが、CSという救済措置ができ、3位に入ればよくやったと評価される風潮。V逸しても責任を追及されることは少なくなった。
 CSの主催権を取れば、利益も上がる。球団幹部にとってこんなウマイ話はない。せめて勝率5割に満たないチームはCS進出権を剥奪するといった罰則があってもいいと思うが、CSの恩恵だけに目を向ける12球団からは恐らく、今後もそんな改革案は出ないだろう。
 ヤクルトは、42.195キロを走って、独走でゴールテープを切った。しかし、それは予選で、決勝はその後のトラックで争う短距離走。苦しかったあのフルマラソンはなんだったのか。だから、私はCSに反対なのだ。
 せめて私から、ヤクルトには「見事な優勝だった」と賛辞を贈りたい。


<備考:この“腹たち日記”の目的>
 怒りにしろ何にしろ嫌なことは早く忘れるに限ります。その一番の方法は「紙に書く」ことだと教えられました。それを教えてくださったのが、「みやざき中央新聞」編集部の西畑良俊さん。(2013年9月16日号の「取材ノート」の記事)
 詳しくは、下記の記事をご覧ください。
    クリック ⇒ 怒りは「紙に書いて」しっかり解消しよう
 小生とて、腹が立つことは度々あります。そうしたときは、このブログに殴り書きして(キーボードが壊れるぐらいに強く叩いて)ストレスを発散することにします。

 ところで、「腹たち」しなくする良い方法があります。いつも楽しいことを考え続けることです。それを不動のものにするのが「一日一楽」日記を付けることです。これは別立てブログで毎日書いています。脳トレのため「2日前の日記」とともに。ご参照ください。
 薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記

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