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日大アメフト反則行為で審判は何してた? [事件]

 日本大学のアメリカンフットボール選手による悪質な反則行為について、日大アメフト部の監督やコーチをやり玉に挙げているが、どこかピントがずれてやしませんか?
 近年はアメフト人気が落ちたのか、NHK衛星放送も深夜にしかやらなくなり、見られなくなったが、23時頃からやっていたときには必ず見たものだ。
 小生は、スポーツのなかでは一番アメフトが好きで、テレビにかじりついて見たものだが、プロのNFLもルール改正が頻繁で、また、より厳しく反則を取るようになっているようでもあり、ケガを最小限にしようと考えられている。プロと大学でルールが違っているとのことであるが、反則に関してはそのルールに差はないようだ。
 日本のアメフトはどんなルールか。これはアメリカの大学の例によっているようだ。
 さて、その反則であるが、軽いものから重いものまで区分されており、少々重いものとなると15ヤード罰退となる。「フェイスマスクをつかんだ場合(首が折れるかもしれん)」、「不正なブロック(体が壊れるかもしれん)」、「スポーツマンらしからぬ行為」などである。まあ、これは、サッカーでいうイエローカードに相当しよう。
 さらに厳しい処分はサッカーのレッドカードに相当する、1発退場というものがある。「ひどい反則」がそうであり、「無防備な相手への首や頭への攻撃」がそうである。また、2回目の「スポーツマンらしからぬ行為」をすると退場処分になるのであり、これはサッカーに似てる。
 さて、日大の選手がやった反則。QBがボールを投げてから2秒ぐらい後に、QBの背後からズドーンとぶつかっている。QBがまだボールを持っている間はぶつかっていっていいルールになっているが、手からボールが離れた後は決してぶつかってはならないルールになっており、通常、試合では、“これは遅すぎた、ぶつかっちゃいかん”と、ブレーキをかけても接触してしまうことがあるが、その場合でも反則となる。
 今回の場合は、“なんだ、あれは!?”である。完全に故意に背後から体をぶつけた。こんな行為は、「スポーツマンらしからぬ行為」のイエローカードではなくて、「ひどい反則」そのものであり、レフリーは“1発退場”と宣言してしかるべきものだ。
 サッカーと違って、レフリーは何人もいて、分担してあちこち目を配り、反則を決して見逃さないようにしている。あの試合のレフリーは節穴か? いや、そうではなかろう。何ヤード罰退の反則としたのか知らないが、反則は取っていたであろう。「スポーツマンらしからぬ行為」のイエローカードぐらいにしていたのかもしれぬ。
 だけど、どう見たって、あれは“1発退場”ものだ。レフリーがそういう判定をしていたならば、このような大騒ぎにはならなかったろうに。そして、大学というアマの競技であるからして、より厳しくルール適用して反則を多くとり、危険防止につとめる。それが、レフリーのあるべき姿ではないのか。
 最大の犯罪人はレフリーにあり。小生はそのように思うのだが、いかがなものであろうか。

<備考:この“腹たち日記”の目的>
 怒りにしろ何にしろ嫌なことは早く忘れるに限ります。その一番の方法は「紙に書く」ことだと教えられました。それを教えてくださったのが、「みやざき中央新聞」編集部の西畑良俊さん。(2013年9月16日号の「取材ノート」の記事)
 詳しくは、下記の記事をご覧ください。
    クリック ⇒ 怒りは「紙に書いて」しっかり解消しよう
 小生とて、腹が立つことは度々あります。そうしたときは、このブログに殴り書きして(キーボードが壊れるぐらいに強く叩いて)ストレスを発散することにします。
  
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